VASARAとは
VASARAの工房がある淡路島は、粘り気のある良質な土が取れる島。
この土を使った淡路瓦は、日本三大瓦の一つに数えられ、その歴史はに400
年にも渡ります。
VASARAの切り文字作りは、淡路の土を配合し、練るところから始まります。
VASARAの職人は装飾的な彫刻を施した瓦を作る道具師。一文字一文字彫刻し、磨き上げて作ります。
特徴的なのは、”冴え”と呼ばれる影をくっきりと出す彫りの技。
深い影が光をより際立たせます。
型抜きでは決して出せない光と影のコントラストは、この職人の技から生まれます。
手掘りで形作られる切り文字。
炎で焼き上げる際に生じる美しい焼きむら。
色も形も、一つ一つに個性があり、二つと同じものがありません
この世にたった一つの文字が、あなたの想いを、大切な方へお届けします。
VASARAの色は、土の配合と焼き方の工夫で現れる自然な色。
釉薬は使用していません。
伝統の技法を自由な発想で打ち壊し、今までになかった色や模様を出すことに成功しました。
土と炎が生み出すカラーバリエーションの中から、あなたにぴったりな色をみつけてください。
丈夫な瓦でできたVASARAは、使うほどに変化し、味わいが深まってゆきます。
次の世代へ受け継いでいけるほど、息の長い品。
そしていずれは土へ還ってゆく。
長く受け継ぎ、循環してゆける物作りを。
自然素材のVASARAには、そんな祈りが込められています。